クラウンの盗難対策
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クラウンは国産プレミアムセダンとして人気を誇る車です。トヨタ車の頂点モデルであり、国内はもちろん世界中で愛されていることから、盗難リスクも決して低くはありません。この記事では、そんなクラウンの盗難被害の実態、盗難対策について紹介しましょう。
クラウンの盗難被害
2020年から3年連続で盗難被害TOP10入り
2020年1月1日~2022年12月31日に発生した車両盗難事故について、一般社団法人 日本損害保険協会がまとめたデータによると、2022年のクラウン盗難数は72台と被害順位7位となっています。この盗難台数には、マジェスタ、エステート、アスリートも含まれています。
同年1位のランドクルーザーが450台被害に遭っていることを比較すれば少ないように感じますが、2020年から3年連続で盗難被害TOP10入りしているのも事実です。
また、車両そのものはもちろんですが、車上ねらいのターゲットとしても10位にランクインしていることから何らかの対策は必須と考えて良いでしょう。
部品の盗難にも注意が必要
クラウンは国内外で人気の車種となっているため、車体の盗難だけでなくタイヤやホイールのみ盗難に遭うケースもあります。
よくあるクラウンの盗難手口
コードグラバー
スマートキーのスペアを作る機器であるコードグラバーを悪用し、車両を盗難する手口です。コードグラバーはスマートキーのIDコードを読み取り、アンロックコードを解読してスマートキー代わりに用いて車を動かします。
IDコードが一致すればイモビライザーなどの車内外盗難防止装置が作動しないため、簡単に盗むことができてしまうのです。
リレーアタック
リレーアタックはスマートキーから発信される電波を受信し、車のドアロックを解除する手口です。2~3人の少数人数で行われるのが一般的です。
CANインベーダー
CAN信号と呼ばれる車の配線を利用して車両システムに侵入する手口であり、ここ数年被害が増えてきた方法でもあります。CANインベーターはスマートキーの電波を利用しているわけではなく車両システムそのものに侵入するため対策が困難です。
クラウンの盗難対策
セキュリティシステム
盗難防止システムを活用することで、盗難対策が可能です。社外から通信ネットワークであるCAN信号に不正侵入して流し込まれる信号を遮断する部品を追加するものであり、不正なドア解錠、エンジン始動を防ぎます。部品を取り付けるだけで効果が得られますが、リレーアタックやドアこじ開けには対応していません。
傾斜センサーもあれば、タイヤやホイールの盗難防止にもなるでしょう。
スマートキーの電波遮断グッズ
リレーアタックを防ぐためには、スマートキーが発している微弱な電波を遮断することが大切です。電波を遮断するキーケースやキーカバーなどを検討してみましょう。
ハンドルロック/タイヤロック
新たな手口「CANインベーダー」は対策が難しいので、物理的にロックすることも重要となるでしょう。車そのものに搭載されている機能はもちろん、ハンドルに後付けしてハンドルを動かなくさせるハンドルロック、タイヤにリング状の器具を取り付け、車のタイヤを固定するタイヤロックなども検討しましょう。
車載GPS
車にGPSを取り付けておけば、衛星からの信号を受信器で感知して現在地を把握することができます。車の盗難防止に特化したGPSトラッカーは、車に異常が起きたときに瞬時にメールが届き車の現在地をGoogleマップで確認することができるなどの機能があります。
話を聞いてきました

カーセキュリティとは
「ハンドルロック」「タイヤロック」「セキュリティシステム」「GPSシステム」など多種多様な商品があるカーセキュリティ業界。他方で、車両を狙う犯人側の技術も日々進化しています。
だからこそ、カーセキュリティを考えるにあたっては、最新の車両犯罪情報を基に対策を行うことが重要。専門店のプロに相談しながら、愛車を守りぬく方法を見つけてみませんか。
(加藤電機株式会社)
約30年間、カーセキュリティ分野におけるトップシェア(※富士経済調べ)を誇る日本の車防犯におけるプロフェッショナル。
日本各地の警察署や防犯協会と共に、車関連の犯罪手口調査を毎年実施。そのような活動が評価され、愛知県警本部や警察署等から10回以上の表彰経験も持つ。

クラウンは国内だけでなく海外でも人気があることから、盗難数で3年連続ランクインするなど盗難理数の高い車種だと言えます。車に標準搭載されているシステムだけに頼らず、できる対策を取り入れていくことが大切です。
自分で調べてみるだけでなく、カーセキュリティの専門会社・販売店に相談し、自分に合う対策方法を見つけましょう。