車上荒らしの対策方法
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車をターゲットとした窃盗事件としてあるのが、車上荒らしやパーツ盗難。これらは昔からある犯罪として知られていますが、一体どのようにして防ぐことができるのでしょうか。具体的な手口と実際の事例、おすすめの対策方法をご紹介していきます。
車上荒らしとは
車上荒らしとは、車にまつわる重要窃盗犯罪のひとつ。車自体が盗まれる車両盗難とは異なり、車の積み荷や車内にある現金・品物、カーナビゲーションやETC車載器などを盗む行為を指します。
また、車内の物だけでなく、車のパーツが狙われること(部品狙い)も珍しくなく、それらは「パーツ盗難」とも呼ばれています。ナンバープレートをはじめバンパー、エアロパーツ、アルミホイール、マフラーといった、中古市場で人気のパーツは狙われやすくなっています。
車上荒らしの手口

特殊な方法で鍵を開けられるケース
また、車両盗難CANインベーダーやリレーアタックが使用されるケースもあります。これは、スマートキーから発信されている微弱な電波を受信・増幅し、別の犯人へ送信することで車のロックを解除するという方法。
リレーアタックによる侵入の場合は、自動車側は純正のキーで開錠されたと認識するため、標準搭載のセキュリティシステムが作動しません。車載物をあっさり盗まれてしまう危険性があります。
物理的に破壊するケース
車上荒らしの手口としてこれまで多く見られたのが、窓ガラスを割り、ロックを解除して物を盗み出すという方法です。狙われやすいのは小さな三角窓ですが、フロントガラス・リアガラス・ドアガラスなどが割られるケースもあります。
とくにガラスは、ハンマーやスパナといった道具で簡単に割れてしまうため、何らかの対策が必要でしょう。
車のドアをバール等でこじ開けたり、鍵穴を破壊するといった荒々しい手口も少なくなってきたとはいえ、ないとは言い切れません。
実際に合った
車上荒らしの被害事例

半径500mの乗用車5台が
被害に遭った
滋賀県愛荘町で乗用車5台が車上荒らしに遭った事例です。盗まれたのは財布など約30点で、そのうちの1点は車内の現金約80万円。
窓ガラスを割る、鍵穴を破壊するといった手口で、被害の発生場所は半径500mに集中していたとのことです。
車上荒らしで顧客情報が流出
大和ハウスリフォーム株式会社は、車上荒らしによって顧客260名分の情報が流出したことを発表しました。
被害に遭った車には社員4名が乗車、カバンの中に入っていた社内資料から顧客情報が流出したとのことです。
車上荒らしはどうやって
対策すれば良い?
車上荒らしやパーツ盗難から貴重品や大切な車を守るためには、防犯グッズを取り入れると共に、日頃から防犯意識を高めることが重要です。
大前提、
貴重品を目立つ場所に置かない
犯人は、お金になりそうな貴重品やパーツ類をターゲットとします。そのため、車の中に現金・アクセサリー類・ゴルフバッグといった貴重品を置きっぱなしにしないことが重要。
小銭が見えただけで窓ガラスが割られる、なんてこともあるとを意識しておきましょう。
駐車場所の選定
車上荒らしを防ぐためには、まずは駐車場所の選定が肝心です。明るい場所に車を停めることが一番の基本です。街灯や照明がしっかりしている場所は泥棒が目立ちやすく、犯行をためらわせる効果があります。また、人通りの多い場所も効果的です。人目があると、不審な動きを見られるリスクが高まるため、泥棒も一歩引いてしまいます。
さらに、管理された駐車場を利用することも大切です。有料の駐車場や監視カメラが設置された駐車場は、犯行の抑止力になります。特に、警備員が常駐している駐車場ならば安心感も倍増です。
自宅に駐車する場合でも油断せずガレージ内に駐車し、シャッターや門をしっかりと閉めておけば、泥棒も二の足を踏むことでしょう。
見える防犯
見える防犯対策は、泥棒に対して「一歩も引かないぞ」との強いメッセージを送る手段です。例えば、ハンドルロックを装着することで、泥棒に対して「ここは簡単にはいかない」と示すことができます。同様に、ペダルロックも効果的です。ブレーキやクラッチペダルにロックをかけることで、泥棒が車を操作するのを一筋縄ではいかなくします。
防犯ステッカーを車に貼るのも一計です。これによって、泥棒に「ここは防犯対策がしっかりしているぞ」とアピールできます。
防犯アプリの活用
現代の技術を駆使すれば、防犯対策は一層万全になります。GPSトラッキングアプリはその好例です。車にGPSトラッカーを取り付け、スマートフォンのアプリで車の位置をリアルタイムで確認できるようにします。これにより、万が一車が盗まれた場合でもすぐに位置を特定することができます。
また、リモートモニタリング機能を持つ防犯システムも有効です。スマートフォンから車の状態をチェックでき、ドアが開いたり車が動いたりしたときに通知を受け取ることができます。
駐車中の車両周囲の映像を記録し、動体検知機能を備えたカメラ付きのドライブレコーダーなら、不審な動きを検出すると録画を開始し、スマートフォンと連動するタイプならリアルタイムで映像を確認することも可能でしょう。
防犯カメラの設置
防犯カメラの設置は、車上荒らしを未然に防ぐための強力な手段です。防犯カメラを設置することで、泥棒に対して「ここは監視されている」と明確なメッセージを送ることができます。泥棒にとって、監視カメラが設置された場所は「虎の尾を踏むようなもの」です。彼らは証拠が残ることを極端に嫌うため、防犯カメラの存在が抑止力として働きます。
防犯カメラの設置場所も重要です。できるだけ広い範囲をカバーできる位置に設置することがポイントです。また、カメラがしっかりと見える位置に設置することで、泥棒に対して「ここは監視されている」と視覚的にアピールすることができます。
さらに、防犯カメラを設置する際には、夜間の映像も鮮明に撮影できる赤外線機能付きのカメラを選ぶと良いでしょう。夜間は犯罪が発生しやすい時間帯ですが、赤外線機能付きのカメラなら暗闇でも鮮明な映像を記録できます。
防犯フィルムを窓に貼る
車上荒らしの場合は車の窓を割って侵入するケースが多いため、窓ガラスが割れにくくなる防犯フィルムを貼ると良いでしょう。
防犯フィルムがあると犯行に時間がかかるため、犯人が途中であきらめたり、ターゲットにされにくくなるといった効果が期待できます。
また、車の中が見えにくくなる、プライバシーフィルムを使用するのもひとつの手段です。
セキュリティシステムを設置する
車のセキュリティシステムとは、車体に大きな衝撃を加えられたときや、ドア等が不正に開いた場合などに、アラームや光などで警告を与えるシステム。流行りの手口であるCANインベーダーの対策も可能なため非常に強力です。
製品の中には、車に異常が起きたことを持ち主に知らせてくれる通信機能やGPSが搭載されているものもあります。
リレーアタック対策をする
スマートキーを使ったリレーアタックによる車上荒らしを防ぐには、スマートキーの電波を受信させないことが重要。
電波を遮断する専用のキーケースやポーチに入れる、金属製の缶などでスマートキーを保管するといった対策を取りましょう。
タイヤロックや、ハンドルロックをはじめとする物理的な対策も、立派なカーセキュリティの1つです。
仮にエンジンをかけられたとしてもまともに運転することができなくなるため、盗む車を物色している段階で「あぁ、この車はやめておこう。」と思わせることも可能です。
しかし、タイヤロックをしていたとしても、時間をかけて車ごとレッカー移動をするケースや、専門の工具によって器具を切断した上で盗難に及ぶケースも散見されます。
だからこそ、「タイヤロック」をしながら、「後付けのセキュリティシステム」も同時に導入するなど、複合的な対策で愛車を守る必要があるのです。
車上荒らしに遭ったときの対処法
警察に連絡する
車上荒らしに遭った場合、まず最初にするべきことは警察に連絡することです。安全な場所に移動した後、落ち着いて警察に電話をかけます。警察に通報する際には、以下の情報を正確に伝えるようにしましょう。
- 現在地
具体的な住所やランドマークなど、警察が現場に迅速に到着できるように正確な位置を伝えます。 - 被害状況
車両のどの部分が壊され、どのような物品が盗まれたかを簡潔に説明します。壊された窓やドア、盗まれたものの種類や数量などを伝えます。 - 目撃情報
犯人を目撃した場合や、周囲に不審な人物がいた場合、その特徴や行動についても報告します。
警察が到着したら、現場を保全しながら指示に従い、詳細な被害状況を伝えます。被害届を提出し、事件番号や担当警察官の連絡先を記録しておくと、後で保険会社とのやり取りがスムーズになります。
証拠を記録する
警察に連絡した後、到着を待つ間に可能な限り証拠を記録します。証拠の記録は、警察の捜査や保険会社への申請において非常に重要です。以下の点を留意して証拠を収集します
- 写真と動画
車の損傷状況や周囲の状況をスマートフォンやカメラで撮影します。壊された窓やドア、車内の乱れた様子、盗まれた物品の痕跡など、可能な限り多くの角度から詳細に記録します。 - 詳細なメモ
いつ、どこで、どのように被害に遭ったかを具体的にメモします。また、車内にあった物品や盗まれた物品のリストも作成します。これにより、後で記憶が曖昧になっても正確な情報を提供できます。
証拠をしっかり記録することで、警察の捜査が進展しやすくなるだけでなく、保険会社への申請がスムーズに進むことにも繋がります。
保険会社に連絡する
警察への通報と証拠の記録が済んだら、速やかに保険会社に連絡します。車両保険に加入している場合、被害に対する保険金を請求するために必要な手続きを開始します。保険会社への連絡時には、以下の点を伝えるようにします。
- 被害状況の詳細
車両の損傷状況や盗まれた物品のリスト、被害に遭った日時と場所など、できる限り具体的に報告します。警察に提出した被害届の情報もここで共有します。 - 証拠の提供
撮影した写真や動画、詳細なメモを保険会社に提供します。これにより、保険金請求のプロセスがスムーズに進みます。 - 今後の手続きの確認
保険会社から必要な書類や手続きについての案内を受けます。修理業者の紹介や修理見積もりの取得方法、保険金の支払いスケジュールなどについても確認しておきます。
保険会社への連絡を迅速に行うことで、修理や保険金支払いの手続きを早めることができ、被害の影響を最小限に抑えることができます。
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カーセキュリティとは
「ハンドルロック」「タイヤロック」「セキュリティシステム」「GPSシステム」など多種多様な商品があるカーセキュリティ業界。他方で、車両を狙う犯人側の技術も日々進化しています。
だからこそ、カーセキュリティを考えるにあたっては、最新の車両犯罪情報を基に対策を行うことが重要。専門店のプロに相談しながら、愛車を守りぬく方法を見つけてみませんか。
(加藤電機株式会社)
約30年間、カーセキュリティ分野におけるトップシェア(※富士経済調べ)を誇る日本の車防犯におけるプロフェッショナル。
日本各地の警察署や防犯協会と共に、車関連の犯罪手口調査を毎年実施。そのような活動が評価され、愛知県警本部や警察署等から10回以上の表彰経験も持つ。

加藤 学
(加藤電機株式会社)
約30年間、カーセキュリティ分野におけるトップシェア(※富士経済調べ)を誇る日本の車防犯におけるプロフェッショナル。
日本各地の警察署や防犯協会と共に、毎年、車関連の犯罪手口を調査することで製品開発に勤しんでいる。
そのようなカーセキュリティの普及活動が評価され、愛知県警察本部や警察署等を中心に10回以上の表彰経験も持つ。