リレーアタックの対策
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車の盗難手口にはさまざまな方法が挙げられますが、その中のひとつがリレーアタック。多くの車に採用されているスマートキーを悪用した手口となりますが、どのような対策方法があるのでしょうか。具体的な情報を見ていきましょう。
リレーアタックとは
リレーアタックとは、スマートキーの仕組みを利用した車の盗難手口です。
スマートキーとは、カギを差し込むことなくドアロックを解除、プッシュボタンを押すだけでエンジンを始動できるシステム。このスマートキーからは弱い電波が発信されていますが、この電波を利用するのがリレーアタックです。
国内でも広まっている盗難手口のひとつで、複数の犯人で行われるのが特徴です。
リレーアタックの仕組み

スマートキーと車両には送信機・受信機が設置されており、互いの電波を感知しています。スマートキーと車が1~1.5mほどの範囲に近づくと、送信機・受信機が自動的に電波の識別を開始。ドアロックの解除、施錠などが可能となります。
リレーアタックでは、スマートキーから発せられている電波を特殊な機器で受信し、それぞれのキーに与えられた個別の識別情報を複製。複製された識別情報を使い、車のロックを不正に開錠・エンジンを始動します。
通常、スマートキーの電波は微弱であるため車に1~1.5m程度近づかなければ認識されませんが、リレーアタックでは特殊な機器でその電波を増幅しているのです。
リレーアタックの手口
- スマートキーを所持したドライバーに、窃盗グループの1人が近づく。
- 特殊な装置でスマートキーの電波を受信、増幅させて車の近くにいる別の犯人が持つ受信機へ送る。
- 受信機を持った犯人が車に近づき、ドアロックを解除。エンジンを始動して盗難。
リレーアタックは、一般的に2~3人のグループで行われています。この手口での盗難は外出先だけでなく、玄関先にスマートキーを置いておくだけでも被害にあうことがあるため、注意が必要です。
実際にあった
リレーアタックの被害事例
不正な電波を出し、電波法違反で逮捕
2023年7月に、リレーアタック機器から不正な電波を発信したことで、コロンビア国籍の男が逮捕されています。
調べによると、男は千葉県で盗まれた高級車の中で機器を所持し、法律で規定された以上の電波を出していたとのこと。この事件は、電波法違反が初適用された事件でもあります。
ほんの数秒でドアロックが解除
東大阪市の民家で起きた事件では、駐車場に設置していた防犯カメラに2人組での犯行が映っていました。狙われたのはレクサスLS500で、犯人が手に持っていた機械を車に向けただけでドアが開錠。
何らかの理由でエンジンがかからず、車が盗まれることはありませんでしたが、たった数秒でドアが開錠されたとのことです。
リレーアタックはどうやって対策すれば良い?
リレーアタックによる車の盗難対策としては、電波遮断アイテムや物理的なロックなどが挙げられます。
電波遮断アイテム
リレーアタック対策として、手早く取り入れられるのが電波を遮断するアイテムです。電波を遮るキーケースやポーチなどがカー用品店で販売されており、手軽に購入することができます。
こういったアイテムでスマートキーを保管しておけば、不正に電波をコピーされるリスクは低くなるでしょう。また、金属製の缶でも電波を遮断できるため、自宅でキーを保管する際に使用するのも効果的です。
タイヤロック、ハンドルロック
物理的な対策としては、タイヤロックとハンドルロックが挙げられます。これらを設置しておけばタイヤやハンドルは簡単に動かせなくなるため、万が一リレーアタックでドアを開錠された場合でも、盗難を防げる可能性が高まります。
とくに車の窃盗犯は、犯行に時間がかかるのを嫌がる傾向があるため、こうしたアイテムを取り付けておくことで狙われにくくなるでしょう。
後付けのセキュリティシステムの導入
リレーアタックによる盗難の場合は、ドアやエンジンなどが正常に動作したと認識されてしまうため、車に標準搭載されている純正のセキュリティシステムは全く作動しません。
しかし、車両とは独立した後付けのセキュリティシステムであれば、ドアを開けたたり、エンジンをかけようとした瞬間に、警告音や光などを作動させて犯人を威嚇することが可能。
エンジン作動そのものも防ぐこともできるため、犯人側は逃げるしかなく、盗難を未然に防ぐことが可能です。
リレーアタックの簡単な対策としては、スマートキーを「電波遮断ケース」に入れること。ただし、コンビニやスーパーにふらっと買い物に行った際に、ついついケースに入れ忘れたり、ケースに入れることが徐々に面倒になるというのも珍しくありません。
だからこそ「電波遮断ケース」を使いながら、「後付けのセキュリティシステム」も同時に導入するなど、複合的な対策で愛車を守る必要があるのです。
後付けのセキュリティシステムを導入していれば、仮にケースに入れ忘れたタイミングでリレーアタックにあったとしても、盗難を未然に防ぐことが可能です。
カーセキュリティ専門店で
愛車にあった盗難対策を知る
万全の防犯体制を構築して、盗難を"未然に"防ぐことを目指すなら「後付けのセキュリティシステム」は必須事項。
専門店であれば、システムを説明書通りに車両へ取り付けするのではなく、「防犯性をどの程度求めるのか」をあなたと相談しながらより良い方法で取り付けてくれます。
そのような取り付け方ができるのは、犯人側の手口や傾向についての情報収集を日々行い、その裏をかいた設置方法や、非常に見つけづらい場所への取り付けなどを研究している専門店だからこそなのです。
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カーセキュリティとは
「ハンドルロック」「タイヤロック」「セキュリティシステム」「GPSシステム」など多種多様な商品があるカーセキュリティ業界。他方で、車両を狙う犯人側の技術も日々進化しています。
だからこそ、カーセキュリティを考えるにあたっては、最新の車両犯罪情報を基に対策を行うことが重要。専門店のプロに相談しながら、愛車を守りぬく方法を見つけてみませんか。
(加藤電機株式会社)
約30年間、カーセキュリティ分野におけるトップシェア(※富士経済調べ)を誇る日本の車防犯におけるプロフェッショナル。
日本各地の警察署や防犯協会と共に、車関連の犯罪手口調査を毎年実施。そのような活動が評価され、愛知県警本部や警察署等から10回以上の表彰経験も持つ。

加藤 学
(加藤電機株式会社)
約30年間、カーセキュリティ分野におけるトップシェア(※富士経済調べ)を誇る日本の車防犯におけるプロフェッショナル。
日本各地の警察署や防犯協会と共に、毎年、車関連の犯罪手口を調査することで製品開発に勤しんでいる。
そのようなカーセキュリティの普及活動が評価され、愛知県警察本部や警察署等を中心に10回以上の表彰経験も持つ。