軽トラの盗難対策
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昨今軽トラの盗難が増えてきているといわれています。そこでこちらの記事では、軽トラの盗難に関する現状やなぜ盗難されてしまうのか、さらにその対策についてまとめています。軽トラに乗っているものの特に対策をしていないという方はぜひ参考にしてみてください。
軽トラの盗難被害
軽トラが車名別盗難台数ランキング上位に
「盗難されやすい車」というと、レクサスやランドクルーザー、クラウンといったように高級車が狙われやすいイメージを持っている方もいるでしょう。しかし、警視庁から発表されている「自動車盗難等の発生状況等について」によると、実はスズキのキャリィやダイハツのハイゼットなど軽トラが2年連続(2022年〜2023年)の盗難台数ランキングにおいて10位以内にランキングしている状況となっています。この点から、普通自動車や軽四自動車の他にも、小型トラックなどを狙った犯行が発生しているといえます。
小回りがきく・経済性の高さから海外で大人気
軽トラの盗難が増えた原因としてはさまざまなものが考えられますが、日本独自の規格である軽トラは「小回りがきく」と「経済性」の2点から、アメリカをはじめとして海外で人気を集めている状況となっています。中古の軽トラにも何百ドルもの値段がつくといわれており、盗難された軽トラは解体されて売られている可能性も高いと考えられています。
農道にキーを差したまま放置されているケースも
その他の理由として、軽トラのオーナーは高齢者が多いためSNSに盗難情報が上がることもあまりなく、「軽トラが盗難されやすくなっている」という状況が浸透しにくい点も理由のひとつと考えられます。このような背景から盗難への対策を行っていないケースも多く、農道や林道などにキーを付けたまま放置されていることも。こうなると窃盗グループにとって格好の獲物となってしまう可能性が高くなります。
よくある軽トラの盗難手口
ドアや窓を破壊する
軽トラの窓ガラスを割り、車内に侵入して車を盗む手口です。窓を割った時の音が大きいために周囲に気づかれるリスクはあるものの、短い時間で車内への侵入が可能です。また、窓ではなくバールなどの工具を使用してドアをこじ開けて侵入を試みる方法も行われています。
イグニッションの直結
軽トラのダッシュボードを開けてイグニッションの配線を直結し、エンジンをかけてそのまま車を盗む手口です。古い車の場合には、この方法に対する防御策が少ないことから、特に狙われやすいため注意する必要があるといえるでしょう。
トレーラーでの持ち去り
軽トラをトレーラーに乗せ、そのまま持ち去るという手口が使われるケースもあります。軽トラに盗難防止装置がない場合には比較的簡単に持ち去ることができてしまいます。
ECUのハッキング
古い軽トラの場合はあまり用いられない方法です。車の電子制御ユニット(ECU)をハッキングすることによってエンジンを始動させ、そのまま車を盗む手口となっています。
軽トラの盗難対策
ハンドルロックやタイヤロックを使用
例えば、ハンドルロックやタイヤロックを使用するのがひとつの方法です。
ハンドルロックは、ハンドルに装着してハンドルが動かないように固定できる盗難防止のアイテムです。また、タイヤロックはタイヤをロックして盗難を困難にするためのアイテムです。さらに、これらのアイテムを使用しているのが見えると、盗難の抑止効果につながることも期待できます。
防犯カメラを設置する
自宅などに置いていた軽トラが盗難に遭ってしまう可能性もあります。そのため、駐車場やガレージに防犯カメラの設置を行い、監視を強化することがおすすめです。また、防犯カメラと共にセンサーライトを設置するのも良いでしょう。
物理的な障害物を設置する
軽トラを止めている周りに他の車を駐車する、といったように「軽トラをすぐに動かせる状況」をなくすこともポイントのひとつといえます。
後付けセキュリティシステムを利用する
軽トラを購入したときにはついていなくても、後から付けられるセキュリティシステムにはさまざまなものがあります。例えばアラームやGPS、イモビライザーなどが考えられるでしょう。例えばイモビライザーは、自動車の盗難を防ぐための電子的な認証機器。車とキーのそれぞれに事前に登録されたIDを照合させ、一致する場合にのみエンジンを起動させるという仕組みで盗難を防げます。
話を聞いてきました

カーセキュリティとは
「ハンドルロック」「タイヤロック」「セキュリティシステム」「GPSシステム」など多種多様な商品があるカーセキュリティ業界。他方で、車両を狙う犯人側の技術も日々進化しています。
だからこそ、カーセキュリティを考えるにあたっては、最新の車両犯罪情報を基に対策を行うことが重要。専門店のプロに相談しながら、愛車を守りぬく方法を見つけてみませんか。
(加藤電機株式会社)
約30年間、カーセキュリティ分野におけるトップシェア(※富士経済調べ)を誇る日本の車防犯におけるプロフェッショナル。
日本各地の警察署や防犯協会と共に、車関連の犯罪手口調査を毎年実施。そのような活動が評価され、愛知県警本部や警察署等から10回以上の表彰経験も持つ。

軽トラが盗難に遭ってしまう、と聞くと多くの人は驚くかもしれません。しかし実際に盗難台数のランキングに軽トラが入ってきている昨今、これまであまり盗難対策に気を使ってこなかった方は、この機会に対策をについて検討する必要があるといえます。
軽トラは海外で人気という点に加えて、解体がしやすい面もあります。そのため、盗難された場合には解体されて海外に送られてしまうケースも多いと考えられていますので、まずは「盗まれないための対策」が非常に重要といえるでしょう。
しかし、いざセキュリティシステムを搭載しようとしても、何を選んだら良いのか、どう取り付けたら良いのかわからないこともあるかもしれません。そのような場合には、カーセキュリティの専門会社や販売店に相談し、対策方法について検討してみるのがおすすめです。